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『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』プレイ感想その1:襲われた会長、AI VS 名人の王者戦、失踪した名人・・・。丁寧丁寧丁寧な作りの良作

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※画像はSwitchより。問題がある場合すぐ削除します。

 

 2020年2月27日(木)に発売ホヤホヤのゲーム『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』をレビューしていきます。基本重大部分のネタバレは無し、ですがワクワクするようなサスペンス要素は紹介していきます。3000円とお手軽プライスなので、是非プレイしてみてください。

 

冒頭~ストーリー以前に感じたこと

音楽最高

 まず最初にこれでしたね。岩垂徳行氏。国内で知らない人はいないと思いますが、逆転裁判シリーズの作曲なども手掛けたファンの多い方です。OPが素敵な感じに仕上がっているのはもちろん、詰将棋からこんな気合入っててこの先生きのこれるか?と思う次第のクオリティの高い曲が詰まってます。

 終盤でさらに盛り上がる曲があるならもう神作間違いなしですね、楽しみ。

YOUボイス付きだったのか・・・

 私の情報収集がいかにガバガバかという話なんですが、ガッツリボイスついていてびっくりしました。演技も上手い。(なんか逆転裁判のイメージでいたからボイス無しかと思ってた笑)いい誤算です。

高橋道雄九段推し

 草。冒頭では名前だけで、まだ出てきてませんですが、公式HPの「棋士探偵みっち」から嫌な予感がしますとても登場が待ち遠しいです。いいキャラしてそう。高橋道雄九段自体については、徐々に触れていこうと思います。なんと高橋九段だけでなく、ご本人役でいろいろな棋士の方が出ているらしいです!ハッシーにオファーはきましたか・・・?

三段リーグの存在を知らなかったわたくし将

 このあたりも、物語をプレイしていって、初めて知った情報は棋士さんの情報とともにまとめていこうと思います。ただ、初心者でもOKのカンバンに偽りなしですね。

・そもそも棋士とはなにか、指すとは何かから丁寧丁寧丁寧に解説があります。

・物語もフリー記者の「一ノ瀬歩未」目線で、将棋わからないところからスタート

・詰将棋も、スキップ機能がついてました笑

 目線が実に親切でしたね。

 

物語の始まり。サスペンスの貼り方が軽快でとても良い。

 テンポよく物語が進むのですが、シナリオライターの方の腕がいいようで、唐突感とか無理なキャラ感が無いです。疎にするところと、密にするところのバランスがとてもよくて、ひっかかりなく純真な気持ちで先が楽しみになります。謎の数も丁度いい。

 

曽我局長(将棋界のスポンサーサイバーテレビ局長)

 滝藤賢一先輩!?(違う)

 

最終王者戦

 上記の、将棋界のメインスポンサーであるサイバーテレビの局長が、いきなりぶち上げた「最終王者戦」=「AI VS 翔田名人。名人が勝てば将棋界はそのまま。だがAIが勝てば、AIを名人にしたり変わってもらう」というイベントが発表されます。

 そのイベントが(現時点では)最終目的地と明示されるのですが、いやぁわかりやすいし、アツいですよね!現実にあってもこんなん大盛り上がりじゃないですか?

 この時点では、名前が挙がっている翔田名人はまだゲームに登場していません。このすぐ後にわかるのですが、なんと失踪してしまったとのこと・・・!襲われた協会会長、豹変したスポンサー、世紀のイベント、失踪した名人。ええやん。

 翔田名人はやっぱり将棋界No1的なポジションなんでしょうかね、なんせAIに挑む人決定戦とかもなく、名指しですからね。「もし地球に将棋星人が襲ってきたときに地球代表は絶対翔田じゃなきゃ嫌」って思われてる人なんでしょうね。羽生か深浦の2択にモデル候補が絞られたようですね。

 

引きも緊張感がある 

アナタシダイダ イウコトヲキカナケレバ メイジンハニドトモドラナイ

 このあたり、大変いい引きですよね。名人が死ぬ、とかじゃないあたりが、逆にこの作品のスタンスと、 この煽りがとりうる選択肢の広さを感じて夢が広がります。仕事も終わったので続きはプレイしてからご紹介!!(ここまでは昼休みにプレイしました笑)

 

みんなも一緒にプレイしようやー