「ケムコADVチームのライターamphibian/あんひびあん」がすごい(千里の棋譜もすごい)
※基本的に私はamphibian/あんひびあん先生の信者なので好き好き言っているだけなので、気になった方は細かいこと気にせずとりまプレイしてください。私はケムコADVが死ぬほど売れて続編がジャンジャン出てほしいだけです。どや?
時系列でいうと鈍色のバタフライからなんですが、おススメのプレイ順としては、「トガビトノセンリツ」か「鈍色のバタフライ」から読んで、満を持してレイジングループに行ってほしいものです。
「トガビトノセンリツ」と「鈍色のバタフライ」は正直ちょっと全体的に荒さがあって読みづらいんですが、途中まで行ったらあとはグイグイ最後まで読んじゃいます。
それか本当は貯めてから満を持して呼んでほしいのですが、サスペンスとかデスゲームが苦手!という人は、デスマッチラブコメかレイジングループから読んでみたら幸せかもしれません。3億DLぐらい売れて毎年新作出すことが憲法で義務付けられないかな(過激派)
レイジングループの世間に認められて感は初期からこっそり追っていた身としては感涙ものでした。(←偉そう。死ゾ)もう・・・ねえ・・・最後のエンディングのねえ・・・あの開放感にはねえ・・・くぅ~~~「言えねえ」よなぁ~~~~あんないい作品のネタバレなんて人のすることじゃあないよなぁ~~~くぅ~~~(チラッ)
小説/コミック展開されるぐらい名作です。レイジングループのみんな名作名作言うところのすごいところは、決して潤沢な宣伝からきてないってとこなんですよね。プレイしたらどう考えたって名作と思うし、その底力で評判が広がってるってことですよ。
レイジングループ REI-JIN-G-LU-P アンソロジーコミック STAR (星海社コミックス)
- 作者:KEMCO
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/04/20
- メディア: Kindle版
で。形的な部分だけでなくて、どこに惹かれるかという話なんですよね。
- 「圧倒的」を感じる2週目、暴露モード
- 割と容赦のない人間ドラマによる没入感
- 意表を突かれるハイテンションモード
蝶☆無理やり言葉にするなら上記3点でしょうか?フフ......へただなあ、オシリスちゃん。へたっぴさ........!作品の紹介のさせ方がへた....?できれば私のしょぼい柿ピー紹介で見切らず、焼き鳥本編を買って豪遊することをオススメします。
「圧倒的」を感じる2週目、暴露モード
結局、初めて見たときの暴露モードのインパクトが、私が信者になった全てかもしれないですね。amphibian氏の作品は、普通のルートでそもそも一般作品以上の物量と密度があるんですよね。あまり引き延ばし感もないです。ない。
で、そのギュッと詰まった物語が終わった時に、こちらはもう戦闘終了モードに入っているわけです。そこにいきなり、『じゃ、登場人物の内面描写して伏線回収しながら2週目見れる暴露モードいくから笑』と来るわけです。
このあたりピンとこないと思いますが、割とさらっとした例えば恋愛ADVとかで、ヒロインの内面見れちゃいますDLC!みたいな感じじゃないんですよね。R18で恐縮ですが、るーすぼーい氏の名作『車輪の国、向日葵の少女』とか、奈良原一鉄氏の名作『装甲悪鬼村正』とか、下倉バイオ氏の『凍京ネクロ』とか、虚淵玄氏の『鬼哭街』見終わった後で、『じゃ、登場人物の内面描写して伏線回収しながら2週目見れる暴露モードいくから笑』って草はやされたらどうなるかって話なのです。たまげることになります。
どちらかというと「シークレットゲーム -KILLER QUEEN-」や「リベリオンズ」のほうがたとえとしては近かったかも。あ、そうだ(唐突)シークレットゲームとリベリオンズの新作もお願いします!(大声)(製作会社2014年から情報更新無し)
割と容赦のない人間ドラマによる没入感
最初の項目と合わせて、という部分かもしれませんが、登場人物が、常にちゃんと他社への想いを抱えていて、さらにそれがストーリーや行動に影響してしまうところが醍醐味だと思うんですよね。
実際に本を書いたことがあると、登場人物全員分の"人生"を詰めるのって本当にめちゃくちゃ大変なんですよね。でも結局面白いという作品は、それが出来ている=キャラではなく人になる=感情移入できるということなんだと思います。
主人公とヒロインの考え方はわかるけど、あとはモブ、って慣れてしまっているけど、実はリアリティが欠けているとも言えるんですよね。(いい悪いではなく、軽快なテーマの作品でそこまで作りこまれても疲れますし)
「主人公VS他の登場人物」以外に、「登場人物同士相互の想いのライン」が練られていて、かつストーリーに絡められている、これがすごいところだと思います。
意表を突かれるハイテンションモード
これは・・・なんとも表現したいんですが、ギリギリ作者が見えるメタにならないぐらいのところで、意表を突かれる感じでハイテンションモードに突入するんですよね、最初は面喰うんですが、カタルシスがあって癖になります。
たとえとしてはどうかと思いますが、うみねこのなく頃にの戦人君がいきなりスイッチ入った時とか、奈須きのこ御大のテンションリミッターが外れて宝具漏れちゃったときみたいな。例に比べると大分ストーリーには影響ない感じですが(影響がないとは言ってない)
新作が楽しみすぎる
ということはつまり、新作がめちゃくちゃに楽しみってことです。(論理の敗北)
『RD(仮題)』のジャンルは伝奇ホラー。物語の舞台は瀬戸内海沿岸の架空の町で、主人公は少女2名。「人魚」が物語に関わってくるらしいが、詳細はまだ明らかになってない。しかし、すでにプロットは完成しているという。
はい。
AIの台頭、将棋界の激変、新星の到来──
将棋界の秘奥、「千里眼」「神隠し」とは何なのだろうか。
棋士たちの重圧や苦悩、盤面にすべてを込める勝負師たちの深遠や手に汗握る対局を
ドラマチックに描き出す推理ミステリーアドベンチャー。
現代将棋界を舞台に、様々な思惑が絡み合う濃密なストーリーの幕が開く!
はい。
将棋=千里の棋譜のほうは、違うライターさん(宮下英尚氏)ですが、これまた面白そう。買う。私も。貴方も。しれっとレベルで岩垂徳行(逆転裁判/逆転検事のBGMも手掛けた人)がBGMとかヤバイですよ。んも~本当に楽しみ。
へ~千里の棋譜のほうは2020年2月27日発売かあ~
・・・・・・
へ~千里の棋譜のほうは後4日後に発売かあ~
やっぱりこれから必要なのって、結局一人一人のポジティブフィードバックなんだなって思いますよ。宣伝の力、金の力、とめぐってきて、最後には消費者が本当に好きなものを残す戦い、居場所を残す戦いをしなければならないということで今回の記事を書いてみました。ケムコADVの底力に既に気づいている人にも、これから気づく人にもこの記事が届くといいな。届かないなら後は夜間訪問して押し売りする以外の方法がまったく思いつかないからネット経由で知ってほしい。切実に。
こっそりいつもの宣伝:知識・経験ゼロから出版してみたい方への本です。
ゼロから出版できる!Kindleダイレクト出版2020: 知識ゼロ!経験ゼロ!でも出版できちゃった!"とりあえず一冊完成させる"実践記録!
- 作者:レベッカ(姉)
- 発売日: 2020/02/02
- メディア: Kindle版