『ジャッジメントセブン』初見プレイ1:購入迷い中の方に捧ぐ、2020年今更の体当たり評価レビュー開始!
『ジャッジメントセブン』(Switch版)体当たりレビュー!
正式名称『JUDGEMENT 7 俺達の世界わ終っている。』購入を迷ってる(というか迷って購入しなかった)人がかなり多いと踏んでるんですよねっ!
本レビューは『あの時、告白していれば今頃どうだったかな…』みたいな心に残る想いに向き合って、成仏させることを目的としてるよ。あの時って今さ!
というわけで2020年4月現在、今更購入してプレイを行い、実際にどう感じたかをシェアしていこうと思いますっ!
第一章終了時点では『かなり良作』に感じますが、先は長いので、やっぱりイマイチ・・・となったら申し訳ないです(∩´∀`)∩<イクゾー!
ジャッジメントセブン プロローグ
舞台は浅草!
舞台は浅草。いきなり街中から始まりました。浅草っていう舞台設定は私にすっごく刺さるねっ。
新宿・渋谷・秋葉原あたりの身体はもうボロボロだからねっ。悪魔が湧いたり時空が歪んだり大変。沿線も活用(壊滅)、しようっ!
冗談はさておき、浅草って行った回数は少ないのに、なぜかイメージは強烈に湧くし、なんなら親近感も覚える秀逸な舞台だね。
君は寅さん、両津勘吉の功績と思うかもしれないし、そうではないかもしれない(クトゥルフの後遺症)
最初に出会うのは、上記画像のユウノさん。まゆしぃみたいな人。まだ記号的天然美少女だから、後半の本領発揮に期待だねっ!
主人公が好ましい好青年!
むしろ最初お!と思ったのは主人公!↓画像の左側、「尾張世界」目線だと思ってたんだけど違ったね。画像右側の、さわやかで(やや)常識人の「午前零時」(あだ名)さんが主人公ポジションでした!
これはかなりやる気が上がったとともに、もう少しこのあたりの情報整理されていればなぁ・・・と惜しく思う所でもあったね。
上記が本名でなくてニックネームだと明示するのも、何気に重要だったのにと感じ入ったよ。(隙あらば彼岸島)
後述するけど、このゲームの悪評価の一つに、「下ネタ」があり発売当初は結構そこへのDisが溢れていたので、私は購入を見送ってたんだよね。
鳳凰院凶真みたいな感じならまだ良いけど、この世の果てで恋を唄う少女YU-NOの主人公みたいな印象を強く受けたんだよねっ😿。
かなり本作は長いらしいので、CV杉田の下ネタを50時間聴くのは申NG。主人公=零時君は朗報だねっ!
好印象なシステムとテキスト!
そんなわけで、ある意味最大の懸念が最初に解消されて安心したんだけど、さらにジャッジメントセブンは、システムもテキストもクオリティが高いねっ!
ブログ用のキャプチャってとり逃しちゃうんだけど、本作はログから該当シーンに一発で飛べるし、システムのUIもかなり作りこんでて”快適”を具現化したようなシステムでびっくりしたよっ(∩´∀`)∩
テキストに関しては言語化しづらいけど、正直ノベルゲームって最初で大体クオリティの察しがつくことって凄く多くないかな?
最初で惹かれたら最後まで一緒に走り抜けられるし、最初でダメならもやもやしたままフィニッシュが多いよね。
ジャッジメントセブンは、かなり頑張って「人間」を描こうとしているのをビシビシ感じるよっ!
私のノベルゲーム最大の評価ポイントは、斬新な設定や展開とかではなく、「キャラクターか人間か」というところに尽きると思ってるからね。
「人間」を感じる描写が秀逸
私の定義は、「物語の都合で動いてしまう駒がキャラクター」「感情や魂を先に作りこんで、物語を動かせるのが人間」という風に考えているよっ!
よく批判される「なろう系」になぜ不快感を感じるのかというと、完全に前者に寄っているから、と自分の中では結論づけてるんだよね。
「そうはならんやろ」と思わされる対象に、共感や尊敬を感じるのは難しいからね・・・(個人の感想)
ジャッジメントセブンでいいなと思ったのは、仮想世界を起動するときにチェンジ・ザ・ワールドがボイスキーなんだけど、叫ばないといけないんだ。
主人公の零時さんが2回目には同じ指摘をされずに察して、自分から叫んでくれたところでおっ!と思ったねっ!
文字に起こしてみて、これ全然共感されないなと思ったけどつまり、「当然こう思う、普通こう行動する」を外さず省かず描いてくれるのが私は大好物で、そのあたりが大変刺さって、まだ第一章なのにレビューを開始したということだよっ!
ジャッジメントセブン 第一章
結論から言うと、
- 第一章でジャッジメントセブンの7人顔見せ
- 浅草に閉じ込められるという舞台設定完了
がなされるよっ。ファンキーな設定に対して手堅い造り(; ・`д・´)
ジャッジメントセブンの7人
イルカ2号さん。HP上でもひときわ異彩を放つこのお方。
企画・シナリオ・設定担当。
ダルか?ダルなのか?が結局全員の思う所だと推察するけど、ダルというより鳳凰院凶真って感じ。天才要素は尾張世界に割り振られているみたいなんで、今後のキャラの立て方が気になるところです。今のところ特に感想無し。
結城七罪さん。2020年現在絶滅した毒舌属性。
デザイナー。
近頃めっきり見なくなってしまった、序盤からガッツリ毒を吐くタイプ。このぐらい辛辣なコミュしかできない人って逆にいるよねって感じのお方。
私は結構
最初からデレてるツンデレに価値はありますか?
もっとリスク、とろうっ!
と思うタイプなので、応援したいところだねっ!
最近はちょっとの不快感ですぐファンが離れるのを怖がるあまり、「お優しいこと・・・」と言わざるを得ない標準化が顕著なので、是非活躍を期待したい。(現時点で好きとは言っていない)
早瀬アサノさん。最初登場したユウノの姉。
サウンドクリエイター。
現時点で一番好き。魔法少女まどかマギカで言ったら杏子(髪色補正)。俗にいう残姉という側面が強調されている。
しかし、その部分よりも隠し切れない親友になったら絶対いい奴だし楽しそう感が大変魅力的。なお現時点で友達が一人もいないらしい。
多分ルート分岐があるならアサノさんルートに入ってしまう気もするし、最後に回したい気もする。そんなことで悩んだのは久々なので大変嬉しい。悩んでいるときが一番楽しいからね(∩´∀`)∩
尾張世界さん。CV杉田。
天才メインプログラマー。
主人公の話の時はメタメタに言ってしまったが、登場人物としてみたときが俄然魅力が立ち上がってくる。変態要素が序盤プッシュされているが、後半かなり頼りになりそうな師匠ポジションの風格も出しており、嬉しい誤算だねっ!
あと胸のTシャツよく見たら変熊🐻だった。
上記四人にプラスして、
冒頭で紹介した「主人公の零時」「ユウノ」「タチアナ」
がジャッジメント7のメンバーだねっ!
「タチアナ」は第一章時点で顔が不明だけど、
時代を先取りしたリモートMTGでキャラは立っており、
登場が楽しみなところだよっ!
第一章ではそれぞれのキャラ立てのあと、
何故か浅草から出れなくなってしまう・・・
という引きで終わる。
思ったより主軸にサクサク入ったのも好みだよっ!
第二章以降は現在プレイ中!
ということで、まだ物語のさわりだが、
「これは確実に面白そう!」
と感じてレビューを開始しちゃったね。
「千里の棋譜」の時も同じ流れなんだけど、
プレイ直後の生の感想・感情
を届けたいというコンセプトで書いているよっ!
私がHPを見たときの最大の不安要素、
エロリィ姉貴
が出てきていないけど、話自体は面白そうだっ!
4/5日曜現在引き続きプレイ中!
(∩´∀`)∩<続報乞うご期待!
えちえちについて
本作で巻き起こる下ネタ議論について、
実際にプレイして自分なりの結論が出たね。
「えちえち」(2017edition)
という表現が頭の中に浮かんだよ。
流石に5pb.が作ってるし酷い下ネタは少ないね。
(第一章時点では、だけど)
ただ予想よりは酷くないけど、
そもそも「巨乳貧乳で笑いを取る」という
マインドが2020年もう流行らないからね・・・
そのあたりの露骨さが、洗練されたシステムに対して確かに浮いて感じたよ。初版がVita版の2017年だから、開発は多分2016かそれ以前開始だろうし。
私は結構ノベルゲームを加点方式でみていくから気にならないけど、そのあたり気になる方は上記意見も参考になると嬉しいねっ!