『スキップとローファー』1巻感想:優しくてポジティブな青春。面白さをみんなに伝えたい!
スキップとローファーの3巻ですが、残念ながら全国の書店に行き渡るほどの部数刷ってもらっておりません。
— 高松 美咲 (@takamatsumisaki) 2020年2月21日
「なんでだよ!💢」の気持ちがすごいあなた!
この画像を近所の本屋さんで提示していただくとスムーズにお取り寄せできます🌷✨
(電子でも通販でも読んでもらえたら同じに嬉しいですよ!) pic.twitter.com/qp2EOs0Rrw
からの~
スキップとローファーの三巻を丁度今読み終えたところであまりの愛おしさに悶えていた。
— とよ田みのる (@poo1007) 2020年2月21日
読みなさい。
みんな読みなさい。
>RT
で3巻まとめて即買いしました、スキップとローファー!まずは1巻レビューです。
最近結構意識的にやっているのですが、私自身が個人として、宣伝や拡散をみて「広がるといいなあ」や「なんで広がらないんだ!」と思うだけの状態から距離をおいて、まず買って体験したものにだけ意見を言うスタンスに切り替えてます。
ちなみに実は相当数色々読んでいますが、ぶっちゃけ面白くなかったものは触れない&記事にしません(自分と合わないだけなのにネガティブ情報振りまくのも止めてます)。スキップとローファー、おすすめです!
1巻:ポジティブの波が心地よい!ストーリー、キャラともに高品質!
まず最初に読んだ時、凄く良い意味で「君に届け」が頭の中にふわーっと思い出されて、懐かしく心地よい気持ちになりましたね。いや、話とかが似てるわけじゃ別にないんですけど、根底にある「やさしさ」がリンクして頭に浮かんできたんでしょうね。
ちなみに他作品との比較がそもそも嫌な方もいると思いますが、実際に読んだときに浮かんだことは(ポジティブなら)なるべくそのままお伝えしていこうかなと思ます。え?「君に届け」読んだことがない?なんで?
ということで、この作品は、結構ポジティブネガティブの波がメリハリ効いているんですが、絶えず0より上に波形があるやさしい感じなんですよね(0以下がネガティブ雰囲気)
具体的には(サスペンスでもないので展開で書いていくと)
石川出身の主人公、美津未さん、東京の高校への入学式の日から物語は始まる。
素朴で仲間にも好かれていい人そう。ドヤ顔将来設計も若くてほほえましい
↓
早速乗り物酔いで出鼻をくじかれる。間に合わないことに焦り、親切にしてくれた男の子志摩君にもトゲトゲした対応をしてしまう。
↓
実は美津未さんは首席だった(なので志摩君より焦っていてトゲピーだった)。宣誓書を忘れるが暗記で宣誓を終えるなど、主人公の非凡な側面も見えてくる。
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緊張が解け、睡眠不足と学校までのダッシュのせいで吐く(しかも担任にかける)
↓
でも東京の家族も実家の家族も優しいし、
主人公も今日の失敗はノーカウントにしようととにかく前向き
などなど。この先も主人公はちょいちょいやらかしながら進行するのですが、田舎の少人数学校で育った純朴さと、前向きさがストーリー全体を支えています。そのため、嫉妬を抱えた人が出てきたり、人間関係やスクールカースト構造にも触れていくんですが、みんな主人公に感化されて毒気が抜けていくんですよね。
それは読んでいる私も同じで、徐々にこの主人公美津未さんなら、これから色々大変なことがあっても乗り越えていってくれるという安心感が出てきます。流石期待値の上を行く女ですね。これは人の上に立つべき人間やろなあ(美津未さん迫真のジョーク)
1巻でキャラの布陣(と私は呼んでます)も明確になっていて、いい味出てます。
- 美津未さん→ご存知前向き主人公
- 志摩君→イケメン、やさしい。ただ過去に影があるのが明示され今後が楽しみ。
- 江頭さん→最初嫌味だけど徐々に深みが出てくるタイプの良いキャラ。Youtubeで広告付かなそうな名字をしている。
- 木之本さん→いわゆる良い人ポジションの友達。いい人。
- 柚月っち→ぱっと見孤高の美人。なんかすごい芯があってかつ良い人。
- トコ次郎→日本のアイドル。打倒ネズミーマウスなのだ!
- 兼近さん→演劇部の人。次巻以降話を回していきそう。
- 久留米さん→クラスで浮いていたが主人公と出会い世界が広がっていく
1巻で必要な情報が充分良い味付けで出ており、2巻以降が楽しみです!人間関係主軸なのか、生徒会+自分の夢が主軸なのか、演劇+志摩君あたりがフォーカスされるのか・・・読んだら随時オススメしていこうと思います!
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気が向いたらレビューしてくださると大変喜びます。