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OSILIS~Offer Simple Life Saga~

シンプルライフをプライベート/ビジネスともに追求するブログ/オシリス

人生を面白くする本物の教養

人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)

「広く浅く」ではなく、「広く、ある程度深い」素養が必要

 という文章に惹かれて読了。まさに私が理想とする教養像です。教養に必要なのはボキャブラリー」「広く、ある程度深い知識」「それに対する自分の意見」だと述べられています。


 自分なりに要約すると、結局Outputを意識してInputするということに尽きると思います。ただ、「使うだろう」という想定をしてInputをしたり、好きなものだけに触れ続けると、知識が贅肉的なものに変質してしまうというのは気付きでした。

 

 興味を持ったものにどんどん触れていき、その中で特にピンときた部分に対して深堀する、考え抜くという運用が重要です。


教養としての時事問題

 本書は、自慢話や海外凄い!トークを行ったり来たりして、やや話がぶれて不要部分も多かったですが、『いまさらもう遅い』はサボるための方便というキャッチーな表現におっ!と思ったあとは中々すらすら読めました。

 

 How to learn教養を期待して読み始めた本書ですが、むしろ例として出された、教養としての時事問題や英語の必要性に関する話が面白かったです。これこれ、こういう知識を大人として社会人として身にしませたいんだよなあ、と思わせてるくれる珍しい本でした。


教養としての時事問題を実際に調べてみる。

 私が本書の中で気になった点を実際に調べていこうと思います。

  • 国内編:北欧の子供より劣っている日本の有権者
  • 海外編:デンマークとカナダの領有権問題とその処理
  • 英語編:TOEFLについて

国内編:北欧の子供より劣っている日本の有権者

 現在の選挙システムでは、白票や棄権は有力候補に投票するのとまったく同じという指摘がクリティカルに響きました。

 

 以前から、「白票&無投票が現在の有力候補への怒りだ」という意味不明なロジックが疑問だったのですが、なぜそうなのか、本当にそうなのか、考えを深めようとはしていませんでした。その疑問止まりを解消するのが、教養を身に着ける第一歩なのかもしれません。

  • 白票は、既存勢力へのNO!
  • 白票は、指示したい候補者がいないという明確な意思表示!
  • 白票の怒り、白票の抗議、白票の正義……

 このような「白票・無効票に意味がある」かのような欺瞞・無知・思考停止が間違いだとしっかり自分の中で腹落ちできれば、それは間違いなく教養としての知識だと思います。

 

 ちなみに、ついでに調べるのではなく、まとめて一つの記事にしておきたいので、各深堀は別記事にて行っていきます。本筋から外れすぎてしまいますので。


海外編:デンマークとカナダの領有権問題とその処理 

スクリーンマップ 世界全図 国旗入り (ポスター 地図 | マップル)

 デンマークとカナダの間で何やかんやあって、現在、北極にあるハンス島というところの領有権を主張しあっているようです。

 

 なんでもお互い意見の不一致の存在を認めたうえで、一定期間ごとにお互いの国の軍が交代でハンス島を統治しているとのこと片方が去る際に、残ったお酒などを次にくる軍のために残して行ったりと、ユニークな交流もあるそうです。

 

 こういう問題があるポイントを交流基地にできる、というのはかなり望ましい解決だと感じます。

 

 いがみあっていたら、問題が全て解決したあと無理にでも新しい問題がひねりでてくるに決まっています。つまり、問題により仲が悪くなっているから、問題を解決しなくてはというアプローチは騙し絵であり、長い目で見ると時間の無駄だった……?

 

 結論としては、仲が悪いうちに問題だけ解決するのは利害が絶対に一致しないから不可能で、仲が良くなる必然性が産まれたら、問題は自然に解決するあるいは、問題を問題ではないと判断することができるようになるということで、結局歴史が残した問題は歴史の流れしか解決できないと思うと諸行無常を感じますね。ロマンです(自己満足)。

 

 ある意味、戦争に至らないレベルの問題は、真剣に他国のことを考え、コミュニケーションを深める絶好の機会と捉える姿勢が必要なのかもしれないですね。(日本がそれをできるとは一言も言っていない)

 

 まあこの問題深堀するとろくなこともないだろうと思うので、むしろ気になったグリーンランドデンマークの自治領になっているなんてマジかよという驚きについて、別記事で深堀していこうと思います。あんなクソデカアイランドどうするんだよ(暴言)

 

 また、本書内の以下表現は非常に非常にクリティカルな表現だと思いました。 

 戦後日本の自信の根源であった経済で中国やインドに抜かれたやっかみのようなものがでてきて、何となくナショナリズムが前面に出てきた気がします。

 著名な歴史学ルカーチは、『歴史学の将来』のなかで、ナショナリズムとは、劣等感と不義の関係を結んだ愛国心である」という連合国の外交官の名言を紹介しています。

   いやあ……ルカーチは名言でしたね……。今度からなんでナショナリズムが悪いんだ、国を思うことの何が悪いんだ!と見かけたら、ナショナリズムは劣等感と不義の関係を結んだ愛国心だから悪くはないけど結果的に自分と周りの品位を下げてるんじゃないの?と高みの見物を決め込めばいい!ということですね(曲解)

 

 これから本格的に、経済以外の自信の根源を探す戦いが重要になっていきます。できればその時に世論全体もその重要性に気づき、自分だけコツコツと幸せを目指すのではなくみんなで頑張れると嬉しいなと思いました(小学生)


英語編:TOEFLについて

 まず、ビジネス英語では別カテゴリでコツコツ進めているように、トライ&エラー&インプルーブで乗り切っていけると思います。

 

 ただ、その先、流れ次第の目標としている、本当に海外勤務レベル、あるいは娯楽コンテンツも英語でたしなめるレベルとなると、根本的なマインドチェンジ、いわゆる「勉強」の復権は必要になのは間違いありません。

 

 まあこれは明らかにさっと調べてコツコツやるのみ!なので、英語カテゴリで別途調べてみますね。 

 

総評

 教養とは何か、そしてどうImproveすればいいのか答えが出ないままうろうろする時期が続き、この本もHow to improve Liveral Artsを求めて手にとりました。

 

 実際に読んでみて、予想通りではあるのですが、自分の想像力の限界以上のものに触れ続け、その過程で考え抜くというのが一番の近道で有力な努力であるという考えがさらに固まることになりました。

 

 それよりも、こういう教養本は、教養教養言っている割に、例に出される話が「何言ってんだコイツ」あるいは「あ~つまらないんじゃ」というケースが多いです。

 

 そんななか、普通に面白く、本から離れてすぐ調べたくなるような話を紹介してくれているのが印象的であり、また本書のGood pointだったと思います。期せずして、教養Improveをスタートできたようで、なんだか得した感じのする一冊でした。

 

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