30代から始める、英単語暗記/英会話"以外"のビジネス英語学習
2015年、業務で英語を使う機会が激増しました。というかクライアントがNon Japanese Speakerになりました。いつまでも"最低限"のコミュニケーションのままでは、相手にも失礼になると感じる今日このごろ、英語学習の習慣化を始めようと決意したのです。
現在目指している英語レベル
目標設定は日本職場のEnglish only業務を滞り無く遂行できる程度としています。現在、英文メールには特に心配がなく、主に会議・日常やりとりでの語彙力&瞬発力を改善すれば達成できる目標かな?というぐらいのところです。(自分甘見積感)
English Onlyの職場勤務レベル(外資などいわゆる海外ドラマで出てくるレベル)はその後のステップアップ次第という位置づけで考えています。やっぱり海外クライアント同士のディスカッション聞いていると、語学の壁を感じている時点で、土俵に上がれてない感を感じている故。もちろん業界によっては違うと思いますが。
目標に向けての改善手法
- 1 word a day (1 Phrase a day)
- How to say in English
の二本立てを習慣化したいな、と考え中です。理由はシンプルで、普段英語に難があるな、と感じたケースがあって、上記2つがその解決に資すると考えるからです。
壁を感じるケース集約
言いたいことは簡単なのに、英語の単語・フレーズがわからない。
悩みを集約すると、これに尽きます。伝えたい事が確固として頭のなかにあるのに、英語表現がわからず、言えないというケースです。言えないだけならまだしも、下手に知っている表現に寄せたせいで、上手く伝わらない、誤解を招くケースがBADです。
最低限の英語でOK!そんな風に考えていた時期が俺にもありました(画像自粛)。日常会話ぐらいなら当然そうなんですが、価格交渉とプレゼン時の詳細説明、特に質疑応答時に、あ、これ、もぅマヂ無理(仕事のクオリティに)ちょぉ実害出てるゎ……自己投資しょ……となった次第です。
1 word a day (1 Phrase a day) / How to say in Englishの魅力
そして、「英会話 効率」や「英単語 効率」で調べる日々を過ごしていたのですが、なんかもう心が続けないと決意しちゃってるのを感じて、始めることすらしない有様だったんですよねえ。
問題はクリア、解決方法はアンクリア。そんなストレスの貯まる状況を放置して2015年を過ごした結果、以下のKindle本を読み、英語能力改善に着手し始めました。
英語を「続ける」技術という本です@Kindleにて購入。私はKindle本を買う時は、必ずSampleを読んでから買うのですが、この本のサンプルは中々クリティカルでした。
英語学習の3大ストレス、続かない、上達しない、苦手意識、という要因分解をしてくれて、それ対する改善策を記載する、という形式で進んでくれたので、中々性にあっていたのでした。
結構いっぱい解決策は書いてあったのですが、その中で自分が今必要としている対策を、「1 word a day (1 Phrase a day) / How to say in English」としてやってみようかな、というのが現在の挑戦となります。本の中では上記呼び方をしていたわけではなく、自分なりに噛み砕いて読んでいるだけです。
こんな感じで進めてます。
自分なりにこの本を読んで、英単語学習/英会話の、まず努力が先にあるところが自分には合わなかったのだ、ということがクリアになりました。
元々、問題があり、その解決のためにする行動が努力だ、という信念ではあったのです。ですが、なぜか英語に相対するときだけ、英単語覚えなきゃ……英会話行かなきゃ……となっていた自分を客観視できました。ありがとう。
要は、「言いたいけど英語で言えないこと」がすでにあるわけなので、「それを英語で言うためにはどうすればいいか」を積み重ねていけば、結果的にEnglish障壁がなくなる、というのが今回のアプローチです。
1 word a day (1 Phrase a day)
→こちらは、英語での言い方が気になった単語を、一日一個調べるというだけです。どちらかというと実務から少し離れて、時事や業界情報の深掘りと合わせて、単語を身に着けていくというイメージです。
How to say in English
→こちらは、英語で言いたい言い回しを、調べるというだけです。実務に即したのはこちらのほうで、実際に言いよどんで後悔したフレーズや、想定問答であっ、これ言えないやというのを調べて蓄積するイメージです。
今後の進捗
まだまだ始めたばかりなので、粛々とやるのみなのです。主にWeb検索で進めていくのですが、不思議なもので英語勉強に着手できた!という変な高揚感があり、今まで避けてきた英語本もいくつか買うようになりました。
いくつか面白かったKindle本を、以下に紹介して終わります。紹介はまた今度!
英会話ペラペラビジネス100 ? ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 [CD2枚付]
- 作者: スティーブソレイシィ,Steve Soresi,ロビンソレイシィ,Robin Soresi
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2002/03/16
- メディア: 単行本
- 購入: 26人 クリック: 200回
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英会話ペラペラビジネス100というKindle本です。これもKindleで購入。
英会話はやだやだ言った後に本を紹介しようとして、タイトルに英会話と入っていて愕然としました。ただ実は書いたこととは矛盾しておらず、この本ずっと昔に買って塩漬けにしていたんですねえ。
今回別ベクトルで英語学習のやる気がでた結果、本自体は良書なので読む気が復活した次第です。そして読んでみると中々やるじゃない!という本です。私にとっては。
主に、How to say in Englishの方で使っています。何故かと言うと、日本語で言いたいフレーズがまずあり、それをWebを使って調べる。良いんです、良いんですけど、結構最適解にたどり着いてないケースが気になるんですねえ。
日本語→英語の手順を踏んでいるせいで、冗長な言い方、そもそも英語では不適な言い回しもそのまま、丸覚えするケースが出てきてしまいます。その反対のケースとして、英語で絶対有効な言い回しに触れられるこの本を読むとバランスがとれます。
次は英語で日本紹介ハンドブックというKindle本です。これもKindleさんにて購入。
こちらは、日々の勉強とは少し離れて、過去の海外留学時のほろ苦い思い出がために衝動買いしたものですねえ。ひとことで言うと、日本とは何か聞かれた時に、日本語ですら説明できる知識が思い浮かばなかった苦い思い出です。
日本の伝統芸能は?とか年中行事は?とか、とにかく何もかも答えられない。英語で答えられないとかではなく、そもそも知識が不足しすぎていて日本語ですら思いつかない。正直学生時代ならともかく、あの情けない感覚を社会人相手にやるのは御免です。
現在のビジネス現場では正直不要ですが、英語学習は目先の業務のためだけでなく、将来的には国際人として働く、ということを視野に入れる必要があると考えています。そのために、日本の文化×英語での表現という渡りに船的なこの本を衝動買いした次第です。
日本や日本人を英語で紹介する。東京オリンピックに向けて、教養の一つとして、いかがでしょうか。(思い出したかのような五輪マーケティング)
実際に習慣化してる英語学習記事もいかに紹介します。もしよければ訪ねてみてくださいませませ。